オペア卒業インタビュー

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「オペアを終えて」インタビュー

AIJの卒業生オペアにズバリ20問!
現役オペア、そしてこれからオペアを目指す皆さんにぜひ参考にしていただければと思います。
今回登場していただくのはAIJ初の男性オペア卒業生第一号のカズオさんです!

AIJオペア13号 カズオさん編

カズオさんデータ
千葉県出身
渡米時年齢:24歳
プログラム期間:2007年10月~2008年10月
ホストファミリー構成:
両親、14歳、8歳、8ヶ月の男の子3人と6歳の女の子ひとり

Q1 日本に帰国されてズバリ今のお気持ちは?

帰国して今三ヶ月以上経ちますが、ほっとしたのが半分、子どもたちや赤ちゃんがいなくなってさびしい気持ちも半分です。
アメリカで彼らの面倒を見ていた時は、
「ひ、一人の時間が欲しい…!」とか
「いちいちこんなことでけんかするなよもー!」とか
「がー!言うこと聞けやこらー!」
とか思ってましたけど、やっぱり子供はかわいいものです。いなくなって初めてわかるんですねー。
あと、車とか家とか道路とか空港がすごくちっちゃく見えます(笑)。あと日本の風景がダサく見える!!道行く人がお洒落じゃない!建物に一貫性がない!部屋が狭い!などです。僕が住んでいたところが高級住宅街だったということもあるんですけど。

Q2 オペア生活を振り返って、「楽しかった」「辛かった」どちらの比重が大きいですか?

4:6くらいで辛いことが多かった気がします。
でもそれはアメリカに遊びに行ったわけではないので当然のような気がします。仕事してる時間がほとんどだし、仕事中に思いっきり笑うことなんて日本でも少ないですよね。ほとんどは子供たちの世話で一日が終わるわけですから。
でも有意義だったか?と聞かれれば自信を持って「はい!」と答えられますよ!

Q3 ホストファミリーとはいい関係が築けましたか?

二回ほど危機がありました(笑)。でもおおむね良好な関係が築けたと思います。ホストのママさんがとても知的な方で、オペアを住み込みのナニーとして見るのではなく、きちんと同じ家族として扱ってくれたので、一年間快適に暮らせました。車も自由に使わせてくれましたし、子どもに関わる家事以外を強要されることもありませんでした。
お昼ご飯の片づけとか、自分の部屋の掃除、洗濯、それから時たまサービス残業で夕飯の片づけなどをしてあげましたけど、食器洗浄機があったのでそれほど重労働でもありませんでした。
大学で勉強したいという旨を伝えると、履修の手続きや授業料の支払いを手伝ってくれたり、どんな授業を取るかアドバイスをくれたりしました。お別れの日が近づいたときは、ディナーに連れて行ってくれました。

いい関係を築くコツは、しっかりホストファミリーとコミュニケーションをとることだと思います。相手が何を言ってるかわからないとついつい聞き流したり、適当に返事をしてしまったりします。こっちも不満があっても言い出せなかったり、向こうも言いたいことを言ってくれないと不信感が生まれます。コミュニケーションがしっかりとれないのはすごくこっちにも向こうにもストレスになると思うんです。(こういうのをmiscommunicationというそうです)
英語をしっかり勉強して、言いたいことを言えるようになりましょう!僕の場合は時間があれば夕食のときお母さんとずっとしゃべってました。英語と日本語の違いとか、大学で読まされるテキストが難しすぎるのでけなしたりとか、何でもいいと思います。(そのときお父さんが少し居場所がなさそうだったのは気のせいだと思います)

Q4 一番楽しかった思い出は?

子どもたちとの毎日の中でのちょっとした出来事たち。
スペイン語学校で他の子のママさんたちと子供についてグチをこぼしまくって談笑したとき。
僕が風邪をひいたときうちの女の子がフルーツを持ってきてくれた時。
あと僕の仕事の引き継ぐ、女子高生のナニーがうちに来たとき、次男(九歳)が僕に一度も入れたことがないアイスティーをてきぱき淹れやがったとき(笑)(いつもは僕が彼にアイスティーを入れて、彼は飲むだけ。その後、ホストのママさん苦笑。あと彼はジブリの「耳をすませば」を見せたら一人でテンション上げてたなぁ…。)
ベイビー(二歳)が日本語を覚えたときと、デイケアセンターに迎えに行った時にこっと笑って駆けよって来る時。

Q5 一番辛かった思い出は?

子どもたちが言うことを聞かないとき。理不尽な要求をつきつけるとき。

Q6 子供の世話をするにあたって、一番大変だったことは何ですか?

やっぱり大人としてこっちが妥協してあげることですかね。どんなに子供たちがわがままを言っても理不尽でも、大人として感情で怒らずに、「叱る」こと。

Q7 子供達とは全部英語でしたか?

ほぼ95%英語でしたね。真ん中の二人は日本語が少しできるんですが、普段の会話ができるレベルには達していなかったので英語の方が便利でした。ベイビーにはなるべく日本語で話しかけてほしいとのお母さんからの要望だったので、赤ちゃんには主に日本語で話しました。

Q8 子供達はいうことをよく聞いてくれましたか?

うーーーーん・・・。

Q9 問題があったときにホストファミリーは助けてくれましたか?

お父さんとお母さんは本当に協力的でした。子供たちが悪いことをしたら、しっかりと叱ってくれましたし、僕が風邪をひいたり車をほかの車にこすったりしたときも親切に対応してくれました。

Q10 一般的に、アメリカ人についてどういう印象を持ちましたか?

「僕の生活していたところに限っては」すごく親切な印象を受けました。日本人だったら恥ずかしがって助けてくれなかったりするような場面で、助けてくれました。
バスで降りる場所がわからずにいて、運転手に聞いてもわからないとき、周りの人が教えてくれました。
日本人の方が礼儀正しいかもしれませんが、アメリカ人の方がその分気さくで陽気でフレンドリーなので、困っている人や初めて会う人にも親切になれるんだと思います。
スタバとかレストランとかの店員さんもめっちゃフレンドリーで、いきなり会話が始まったりします。財布を失くしてH&Mに買いに行った時、「財布なくしちゃったんだよー」って言ったらレジのお姉さんが「あーかわいそうにー…」って切り返してきました。

Q11 アメリカという国についてどういう印象を持ちましたか?

アメリカという国は、新しいものと古いもの、保守主義と自由主義、富める者と貧しいもの、きれいなものと汚いもの、白人とそれ以外の民族、が混在した、多様な国だなーと。月並みですけど。

Q12 近くにオペア仲間はいましたか?

いました!年上のお姉さんたちがインドア派の僕を外に何回も連れ出してくれました。

Q13 ADとのマンスリーミーティングではどんなことをしましたか?

うーん…僕の場合はファミリーとの生活に特に不満はなかったのであまり大したことは話してませんでした。顔見せって感じだとおもいます。あとは遊園地に行ったりちょっとしたレストランで食事したり、サンフランシスコの観光名所に行ったりしました!

Q14 英語は上達したと思いますか?

それは確実に言えると思います。
目標としてたTOEICスコアも大台を超えました!でもただアメリカにいてネイティブと話しているだけでは日本にいてNOVAに行くのと大差ないので自分で意識的に英語に接する量を増やすようにしました。
映画を見てその台詞を実生活で使ってみたり、家事をしてる時にiPodでリスニングしたり、ハリーポッターを原書で読んだり…。
あと大学にも行ってネイティブに混じって勉強しました。

Q15 アメリカでまた暮らしたいと思いますか?

機会があれば暮らしてみたいです。会社の支社で海外駐在として働くとかぜんぜんありです(笑)。

Q16 アメリカで一年オペアとして過ごして成長した部分は何だと思いますか?

子供たちに対する忍耐力。あと子供たちに対する愛情。いや本当に世の中の子育てしてるお母さんお父さんはすごいなと思いました。
ホストのパパさんは仕事で疲れてるはずなのに、赤ちゃんが夜泣きしたら夜中の二時に起きてミルクあげてましたので。

Q17 オペアプログラムに参加して良かったと思いますか?

よかったです。
もう一度。よかったです。

Q18 これからオペアを目指す人たちに何かアドバイスがあるとすれば何ですか?

日本にいる間になるたけ英語の勉強をしておくこと。
現地に行ってコミュニケーションをうまくとれないと結構生活がつらくなると思います。とくに中学校高校の文法をしっかり!アメリカのアダルトスクールでわざわざ学ぶ内容ではないと思います。日本語で勉強した方が効率いいですし。
現地に行っても英語の勉強をしっかりすること。

Q19 アメリカ生活を終えて、今後どうされる予定ですか?よろしかったらお聞かせください。

つい最近まで就職活動をしておりましたが、最近一社から内定を頂きました。いよいよ四月から社会人です!留学経験とTOEICスコアが役に立ったとは思いますが、就活のフリーパスにはならないと実感しました。何社も落ちましたので…。
帰国後就活しようと考えている人は、面接でアピールできるような経験やTOEICスコアを持っていた方がいいと思います!

Q20 アメリカ生活を終えて、日本の良さというのは何だと思いますか?

まじめさ、勤勉さ、正確さ、きめ細やかさ。
アメリカの人たちはいい意味でも悪い意味でも少し大雑把なところがあります。
あとは好きなマンガがあることですかね(笑)

AIJ代表ボウマン環からのメッセージ

カズオさんへ
本当に貴重なインタビューをありがとうございました。
両親も認める「手のかかる子供達」のケアを一年間、やりとげましたね。途中くじけそうになったこともあったようですが、物事を前向きに見る目とフレクシブルに対応していく力を持っていたことが成功に繋がったのだと思います。
英語力も驚くほどアップしたと思います。常に勉強することを意識して毎日を過ごされていたのでしょう。私達スタッフもいつも感心していました。

いよいよ4月からは母国ジャパンで社会人ですね。これからまた新たなチャレンジが始まりますが、オペア生活に比べれば楽なもの(?)かも知れません。新しい分野で活躍できるよう、持ち前のチャレンジ精神とアメリカで鍛え抜かれた忍耐力で引き続き頑張ってくださいね!
AIJはこれからも応援しています!!

はこれからも応援しています!!