AIJオペア4号 ミオさん編

初回公開日:2008年10月12日

ミオさんデータ

鹿児島県出身
渡米時年齢:25歳
プログラム期間:2007年6月~2008年6月
ホストファミリー構成:両親、6歳と3歳の女の子

Mio

Q1 日本に帰国されてズバリ今のお気持ちは?

ホッとしています。気を遣わなくていいのだなぁと思うと、精神的にすごくラクです。

Q2 オペア生活を振り返って、「楽しかった」「辛かった」どちらの比重が大きいですか?

「辛かった」ほうが大きいです。
私はとても恵まれた環境ではあったと思いますが、振り返ってみても、何が楽しかったか思い出せないので…

Q3 ホストファミリーとはいい関係が築けましたか?

はい。特にホストママには、とても感謝しています。パパも穏やかな人で、この家族で良かったと思いました。

Q4 一番楽しかった思い出は?

同じオペア仲間が集まって、夜通し話して盛り上がったこと。かな??

Mio

Q5 一番辛かった思い出は?

半年経ったくらいのときの夜の子守で、寝るように言っても聞いてくれず、1時間ほど格闘した末に「前のオペアのほうが好き。」と言われたことです。子どもの言うことなので、言葉自体は深く受け止めなかったのですが、そのときの態度が、私がいてもいなくてもいいような感じで振舞われたことが悲しかったです。

Q6 子供の世話をするにあたって、一番大変だったことは何ですか?

両親がいる中での世話だったので、子どもたちが両親のほうに行って、自分の思うようにできなかったこと。
両親がいるので気を遣って、お世話しにくかったです。

Q7 子供達とは全部英語でしたか?

はい。たまに、あいさつを日本語ですることはありました。

Q8 子供達はいうことをよく聞いてくれましたか?

う~ん。聞いてくれないことのほうが多かったです。特に上の6歳の女の子が。それでも、初めの頃に比べれば、終わる3ヶ月前は、比較的聞いてくれたように思います。

Q9 問題があったときにホストファミリーは助けてくれましたか?

はい。というより、相談することが少なかったです。自分自身悪かったなと思っている点なのですが、あまり相談せずに自分の中で解決してしまったことも多いので、良くなかったと反省しています。

Q10 一般的に、アメリカ人についてどういう印象を持ちましたか?

無愛想。態度が大きい。

Q11 アメリカという国についてどういう印象を持ちましたか?

Canyon

いいかげん。でも、移民をたくさん受け入れているところを見て、懐が深いなと思いました。

Q12 近くにオペア仲間はいましたか?

はい。近くと言ってもお互い移動手段が歩きだったので、1時間や1時間半かかる所に住んでいました。

Q13 ADとのマンスリーミーティングではどんなことをしましたか?

ニューヨークに集まって、観光名所をみんなで見て回りました。自由の女神とかMOMAとかアメリカ自然史博物館とか。

Q14 英語は上達したと思いますか?

たぶん…

Q15 アメリカでまた暮らしたいと思いますか?

機会があれば。

Q16 アメリカで一年オペアとして過ごして成長した部分は何だと思いますか?

精神面だと思います。アメリカで一年暮らしたというのが大きな自信となりました。前は物怖じして、「石橋を叩いても渡らない。」という感じでしたが、今は考えるより先にやってみようというふうに、少し前向きになったと思います。

Q17 オペアプログラムに参加して良かったと思いますか?

Au Pairs

はい。いろんな国の友達ができたことや、アメリカ人と同じように生活できたこと、また安くで海外で暮らせたこと(笑)は、オペアではないとできなかったことだと思います。

Q18 これからオペアを目指す人たちに何かアドバイスがあるとすれば何ですか?

友達を作ってください。
子どもをお世話するのはもちろん大変ですが、知らない土地、知らない人、自分の生活の基盤がない所で1年間過ごすのは、自分が想像している以上に大変でした。日本でできていたことが、アメリカではできなくて、まるで自分が子どもに戻ったような気分になり、イライラが溜まることが多かったです。そんな中でも、自分の話を聞いてくれる友達がいるのはとても心強いし、良い息抜きになります。現地で友達を作るのは簡単なことではないですが、絶対に友達は必要だと思います。

Q19 アメリカ生活を終えて、今後どうされる予定ですか?よろしかったらお聞かせください。

オペアをする前に中学校で英語を教えていたので、また同じように学校の先生に戻りたいと思います。

Q20 アメリカ生活を終えて、日本の良さというのは何だと思いますか?

きめ細やかさ。→小さなことでも心配りができるのは、素晴らしいことだと思いました。
お店やレストランでの接客態度の良さ。→笑顔で迎えてくれるところ。アメリカで買い物をして嫌な思いをいっぱいしたので。
食事が美味しいところ(笑)→日本人なので、日本のものは美味しいですよね。アメリカにいるときは、母の手料理が懐かしかったです。

オペアAIJからのメッセージ

最後にミオさん帰国後情報・・・
ミオさんは08年6月末に日本に帰国し、帰国前の希望通り地元の中学校で英語教師として採用され9月から勤務されています。
期限付きの契約の仕事ということで、今後は以前から取得済みの教員免許を活かして採用試験合格に向けて勉強を続けていかれるそうです。
中学生に英語を教える現在のお仕事な中でもオペアの経験が十分に活かされていることと思います。
アメリカでの苦労話を聞いて将来留学などに興味を持つ子供達も必ずいることでしょう。
辛いこともたくさん経験したオペアとしてのアメリカでの一年間。本当にお疲れ様でした。
これからアメリカ生活を活かせるお仕事ができるように頑張ってくださいね。
AIJもいつも応援しています!!

ボウマン環