AIJオペア46号 カオリさん編

初回公開日:2009年8月31日

カオリさんデータ

埼玉県出身
渡米時年齢:23歳
プログラム期間:2008年4月~2009年6月。渡米前に当時日本で住んでいたホストファミリー宅で2ヶ月間オペア。その後一緒に渡米。プログラム1年間満了。
ホストファミリー構成:
6歳の男の子、3歳の双子(男&女)

Kaori

Q1 日本に帰国されてズバリ今のお気持ちは?

食べ物がおいしい!! コンビニのおにぎりがすごくおいしく感じました。あと、家族と1年以上離れて居たのですが、そんな感じが全くしません。 つい先週までアメリカで生活していたことの方が信じられません!

Q2 オペア生活を振り返って、「楽しかった」「辛かった」どちらの比重が大きいですか?

5:5の割合です。
でも私はプライベートが充実していたので、オペアは仕事と割り切ってやっていました。

Q3 ホストファミリーとはいい関係が築けましたか?

去年2度ほど危機はありました(笑)が、最後はとても良い関係が作れたと思います。今でも時々連絡を取っているんですよ。

Q4 一番楽しかった思い出は?

家族とみんなで年末にスキーリゾートに泊まりに行った事。
それからホストペアレンツの誕生日プレゼントや母の日、父の日のカードなどを子ども達と一緒に作って、サプライズプレゼントを贈った事。とても大事な思い出です。

Q5 一番辛かった思い出は?

ホストママとうまくいかなく口論した時。(2度の危機)

Q6 子供の世話をするにあたって、一番大変だったことは何ですか?

ホストペアレンツが家にいる時に子ども達の世話をするのがとても大変でした。
いつもなら言う事を聞くのに、ホストペアレンツがいると全く言う事を聞かなかったり、またそれが原因でホストペアレンツに色々言われたり・・・。

Q7 子供達とは全部英語でしたか?

最初の10ヶ月は週に一回日本語の日を作って日本語で話したりしていましたが、結局ほとんどが英語でした(笑)。
最後の2ヶ月はホストペアレンツの強い希望がありすべて日本語で話し、子ども達が理解していない時は英語で訳して話していました。

Q8 子供達はいうことをよく聞いてくれましたか?

最初の数か月は慣れないせいもあってあまり言う事を聞いてくれませんでした。
でも慣れていくにつれて、どんどん改善していき、最後の方はホストペアレンツの言う事よりも聞くようになってきました(笑)。

Q9 問題があったときにホストファミリーは助けてくれましたか?

私は結構自分で頑張って、あまり助けは必要とせず、自分で解決する事が多かったです。

Q10 一般的に、アメリカ人についてどういう印象を持ちましたか?

自分の意見をきちんと持っていて、思った事は口に出して言う人が多いと思いました。 またとてもフレンドリーで、困っている人がいたら知らない人でも声をかけて助けようという精神がある人が多いなと思いました。
あと、男性はやはりジェントルマンな人が多いと思います。

Q11 アメリカという国についてどういう印象を持ちましたか?

BIG!!
活気がある。
女性強し!!(笑)

Q12 近くにオペア仲間はいましたか?

私の住んでいた地域はほとんどオペアが居ませんでした。でも、学校に通ったら多少はオペアの子に出会いました。

Q13 ADとのマンスリーミーティングではどんなことをしましたか?

私の地域は私以外にオペアが居なかったので、ADとスタバで話をしたり、メールでやり取りをするのみでした。AD不在の時期もあり、かなりフラストレーションを感じていた時期もありました。

Q14 英語は上達したと思いますか?

はい!特に会話は子ども達のおかげでずい分上達したと思います。 また、オンラインでテキストや本を購入し、文法の勉強やリーディングの勉強を独自にやりました!

Q15 アメリカでまた暮らしたいと思いますか?

はい!戻ってくる予定です。

Q16 アメリカで一年オペアとして過ごして成長した部分は何だと思いますか?

ズバリ、英語力と根性です(笑)!

Q17 オペアプログラムに参加して良かったと思いますか?

はい!色々な意味でアメリカの子育てについて勉強になりました。

Q18 これからオペアを目指す人たちに何かアドバイスがあるとすれば何ですか?

オペアは楽しい事ばかりだし、安い値段で簡単にアメリカで生活できる!と思っている人が居るかもしれませんが、それは間違いです。
他人とひとつ屋根の下で1年(または2年)過ごすと言うのは決して簡単なことではありません。
言葉も文化も違い、色々戸惑う事が多々あります。
特に渡米してから1ヶ月くらいはとても大変だと思います。
しかし、その中でオペア生活を楽しもうと自分で努力すればその1年はとても楽しいものになると思います。
オペア生活は本当に自分次第で得られるものが大きく変わってくると思います。皆さん、他人に頼らず自分の力で頑張ってください!

Q19 アメリカ生活を終えて、今後どうされる予定ですか?よろしかったらお聞かせください。

実は今年(2009年)の秋、5年間付き合っているアメリカ人の彼と結婚し、その後アメリカに永住する予定です。
アメリカでは週末は日本語の補習校で働こうと思っています。
また、最近ネットワークビジネスを始めたので、アメリカでも継続してやっていこうと思います。

Q20 アメリカ生活を終えて、日本の良さというのは何だと思いますか?

なんと言っても食べ物がおいしい。
トイレがキレイ(ウォシュレット最高!笑)

オペアAIJからのメッセージ

カオリさんへ

カオリさんは渡米前からホストファミリーと日本でオペア生活を送り、そのまま一緒にアメリカへ移動した、というイレギュラーな体験をされた方でした。
当時は渡米準備で多忙だったにも関わらず、一生懸命仕事と両立して頑張りましたよね。
渡米してからも楽しいばかりことではなく、たくさんのジレンマを抱えながらも最後までしっかりとオペアとしての仕事を勤め上げました。ご本人もおっしゃる通り、根性ですね。私達スタッフもいつも感心していました。

影で支えていてくれた彼の存在も大きかったと思います。いよいよご結婚ですね。おめでとうございます!こうやってAIJオペアがアメリカの土地で根付いていくということは私達にとってもとてもエキサイティングなことです。日本だけでなく、アメリカでも今後活躍してくれるAIJオペア卒業生が今後も増えていくことを楽しみにしています。
ご自分のビジネスも始められたということで、これからもお忙しいですね。体を壊さないように、まずは結婚式から頑張ってくださいね。
いつかベイビーが誕生したときにはオペア経験がどれだけ活かされることか!楽しみにしていてくださいね。
AIJもいつもカオリさんを応援しています!!

ボウマン環