AIJオペア295号 カホさん編

大学在学中にオペアプログラムに参加したカホさん。タイミングが難しい休学での参加について、準備期間のことも伺いました。

カホさんデータ

愛知県出身
渡米時年齢:22
プログラム参加期間:2022年6月から1年半
滞在先:テキサス州
ホストファミリー構成:父、母、4歳双子男児、3歳男児

Kaho

Q1 日本に帰国されてズバリ今のお気持ちは?

寂しさと安心感!

Q2 オペア生活を振り返って、「楽しかった」「辛かった」どちらの比重が大きいですか?

楽しかった!

Q3 ホストファミリーとはいい関係が築けましたか?

はい!本当の家族のようでした!

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Q4 一番楽しかった思い出は?

4th of July に花火を一緒に見たことです!

Q5 一番辛かった思い出は?

ホストファミリーと仕事内容についての意見の相違で悩んだ時。

Q6 子供の世話をするにあたって、一番大変だったことは何ですか?

仕事内容にご飯作りがあったのですが、初め全く野菜を食べてもらえなかったことです。

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Q7 子供たちとの会話はすべて英語でしたか?

ホストママの意向で日本語でした。

Q8 子供たちは言うことをよく聞いてくれましたか?

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はい!素直でいい子たちでした。

Q9 問題があったときにホストファミリーは助けてくれましたか?

はい!慣れない生活でもたくさん助けてもらったおかげで安心できました。

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Q10 近くにオペア仲間はいましたか?

日本人のオペアがいて、仲良くさせてもらいました。共通の話題が話せる貴重な友人でした。また、オペアではないですが、学校で友達も何人かできました!

Q11 ADとのマンスリーミーティングではどんなことをしましたか?

一年半で2回のみでしたが、1度目はカフェに集まり談笑したりタックスについての相談をしました。2度目は歴史の博物館に行きました。

Q12 APIのオペアトリップには参加しましたか?

はい。グランドキャニオンとセドナに行きました。違う州から来ているオペアの子とも会えてとても楽しかったです。

Q13 大学を休学しての参加でしたが、準備を始めたのは渡米のどれくらい前でしたか?また、休学にあたってどのように計画を立てましたか?

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大学4年生になる年に2年の休学期間を挟みました。準備を始めたのは3年生の夏頃だったと記憶しています。夏休みに入る少し前にオペアプログラムについて知り、すぐに決心し、プログラムの申し込みと同時に保育経験を積み始めました。
休学の手続きについてですが、プログラムの準備をある程度進めてからが良かったので、休学を申請したのは年が明けてからだったと思います。ただこれは早めにしておいた方がいいと思います。休学の申請については通っている学校の学生課やゼミの先生などに相談しました。

Q14 オペアAIJに参加申込みをした時点で、保育経験はどのくらいありましたか?また、保育経験はどのように積みましたか?

甥っ子のお世話などはよくしていましたが、保育経験の中に家族を含めることはできなかったのでそれ以外は全くありませんでした。実際に保育経験を積んだのは友達の子供のお世話をさせてもらったのと、保育園で補助として働かせていただきました。

Q15 オペアAIJに参加申込みをした時点での英語力はどのくらいでしたか?

レベルで表すなら中級者くらいの英語力に、初級者レベルのスピーキング力だったと思います。実践的な英会話は勉強していなかったので、生の英語に触れたのは現地に行ってからでした。

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Q16 渡米前と比べて、英語は上達したと思いますか?

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ホストママが日本人で子供たちにも日本語を教えていたため、他のファミリーと比べると伸びは緩やかではあったと思いますが、行く前よりは英語を話すこと自体には慣れたと思います。

Q17 アメリカ人一般については、どんな印象を持ちましたか?

フレンドリーで元々の印象より優しい人が多いと思いました。

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Q18 アメリカという国について、どんな印象を持ちましたか?

いい意味で自由だと思います。本当に大好きな国です。

Q19 アメリカ生活を終えて、日本に対する見方は変わりましたか?

食に関しては世界一だと思います。個人的には教育の方針は見習うべき点が多くあるように感じました。

Q20 アメリカでまた暮らしたいと思いますか?

思います!

Q21 アメリカでオペアとして過ごして、成長した部分は何だと思いますか?

一番は語学力と積極性です。

Q22 オペアプログラムに参加して良かったと思いますか?

思います。海外に出たことで経験値と価値観が変わりました。

Q23 これからオペアを目指す人たちに何かアドバイスはありますか?

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楽しいことも辛いことも全てが財産になると思います。ただ、もちろんオペアは楽しいことばかりではないので自分を大切に、よく考えて行動することをおすすめします。恐れずに全力で楽しんでください!

Q24 よろしければ、今後の予定や目標をお聞かせください。

大学に復学してあと一年通います。卒業後はまだどうなるかわかりませんが、航空系に進むことを志望しています。

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オペアAIJからのメッセージ

カホさん、1年半のオペアプログラム、お疲れ様でした!

証明書としての保育時間数は多くはないものの、甥っ子さんのお世話で実務経験はバッチリだったので、カホさんは若いけれども頼もしいオペア候補でした。とは言え、3人の男の子のお世話はなかなか大変そうですが、双子を両手に抱える写真からはたくましさが伝わってきますね!

記録を見たところ、説明会への初参加から渡米までが1年と少しでした。オペアプログラムは通常の留学と違って「ファミリーとマッチするまで出発時期が確定しない」という特徴のため、在学中の方にはなかなか参加が難しいのですが、長い時間をかけてじっくり準備を進めていた様子がうかがえます。

ADにはいまいち恵まれなかったようですが、リマッチなどのトラブルはなかったのが幸いでした。マンスリーミーティングは、担当ADによって内容や回数の差が結構大きいようです…(マンスリーなのに!)。カホさんからは渡米中は一度も相談などがありませんでしたが、ホストファミリーとも良好な関係を築けていたようで、本当によかったです。オペア生活の安定や充実度は、ファミリーとの関係に大きく左右されますからね。

渡米前から航空業界への希望を話してくれていたカホさん。アメリカでの経験を生かして、さらに大きく羽ばたいていってくださいね。その前にあと1年、充実した大学生活を送れますように!AIJスタッフ一同、これからも応援しています。