AIJオペア228号 アイさん編
初回公開日:2018年6月24日
アイさんデータ
愛知県出身
渡米時年齢:26歳
プログラム期間:2016年4月から2年間
滞在先:1年目 カリフォルニア州、テキサス州、2年目 カリフォルニア州
ホストファミリー構成
1年目:CA州 パパ、ママ、女(10歳)男(6歳)、TX州 パパ、ママ、男(3歳)女(1歳)
2年目:CA州 パパ、ママ、女(6か月)犬 4匹
Q1 日本に帰国されてズバリ今のお気持ちは?
日本食がたくさん食べれる!すべての物が小さいし低い!トイレに意味不明なペーパーが散乱してない!Starbucksのトイレにトイレコードが必要ない!
Q2 オペア生活を振り返って、「楽しかった」「辛かった」どちらの比重が大きいですか?
楽しかったの方が1000%です!
Q3 ホストファミリーとはいい関係が築けましたか?
1年目の1件目はリマッチしたということもあり、ぼちぼち。リマッチ先の家でも、良くもなく悪くもなく普通という感じです。2年目のファミリーとはとてもいい関係が築けたと思います。
Q4 一番楽しかった思い出は?
一番を選ぶのはかなり難しいですが、友達や1人での旅行、連日のパーティなどですかね!
Q5 一番辛かった思い出は?
オペア友達が違う州または帰国する時、あとは2年目のCA州、Napaで大火事を経験し避難した時です。2週間ほど休みなくずーっとファミリーと一緒で外の空気が猛毒過ぎて外出できない、車も使えない、何もできないという状況が続いて、いくら素敵なファミリーと言えども人生初の大災害をアメリカで経験し、かなり精神的に堪えました。
Q6 子供の世話をするにあたって、一番大変だったことは何ですか?
1年目CA州:ママが在宅でじいちゃんばあちゃんのヘルプも多く、子どもも年齢的に自分のことは自分でできるので私は必要なのか?と感じました。
1年目TX州:パパが在宅で家にいることが多かったです。パパはオペアと過ごしてほしい感じでしたが、パパが自分の部屋にこもるということもせずだったので、子どもがパパのところへ行ってしまうのは大変でした。
2年目CA州:初めは食べない、飲まない、寝ないベイビーでした。ここまでの子は保育士を以前していても初めてだったので苦労しました。それでも大きくなるに従って少しずつ全てのことが改善され、最終的にはわたしから一番食べてくれるようになりました。
Q7 子供達とは全部英語でしたか?
1年目CAとTXは両親の希望もあり全て日本語でした。2年目のCAは全て英語でした。
Q8 子供達はいうことをよく聞いてくれましたか?
1年目CAは下の男の子がたまに聞いてくれませんでしたが、聞いてもらえるようにがんばりました。TXは親よりもわたしの言うことを聞いてくれていたと思います(親が近くにいたら全くでしたが)。2年目のCAの子は小さかったですが、いいこと悪いことはきちんと伝えていました。わたしが言ったことを自分で「No thank you」と繰り返していて危ないことはやらなくなったので、お利口さんでした!
Q9 問題があったときにホストファミリーは助けてくれましたか?
助けてくれました。特に2年目のCAファミリーはわたしのパソコンがハッキングされた時に、ママが仕事に行かなければならない時間が近づいていたにも関わらず、2時間くらい格闘してくれました。わけのわからないパソコン用語、カードを止めるための銀行とのやりとりなど全てしてもらえてとてもありがたかったです。
Q10 近くにオペア仲間はいましたか?
1年目のCAは溢れんばかりに日本人オペアがたくさんいました(笑)TXは日本人はゼロでしたが、他の国から4名ほど。2年目のCAはとても田舎だったこともあり、ママの妹のオペアの子とわたしだけでした。1年目のCAで出会った子たちとは未だに繋がっています!大人になってから出来る友達の存在はとても大きいし、ありがたいですね。
Q11 ADとのマンスリーミーティングではどんなことをしましたか?
カフェで雑談がほとんどでした。2年目のCAは田舎だったこともあり、1カ月ごとにカフェで開催と電話ミーティングをしていました。
Q12 APIのオペアトリップには参加しましたか?
1年目の10月に開催されたGrand Canyonに参加しました。CAで出会ったオペア友達が多く参加していて本当にとっても楽しかったです!!Top 5に入るくらい最高な旅でした!Halloweenが近く、コスチュームを持ってくるように言われていました。他国の子はぼちぼちでしたが、日本人オペア全員が張り切って持ってきていたのには笑いました(笑)
Q13 渡米前と比べて、英語は上達したと思いますか?
日常生活では困らないほど、イギリスとアメリカ英語の違いがわかる程度にはなりました。それでもまだまだですね。
わたしはmeetupなどを使って、現地人と関わる場所を積極的に設けていきました。やはり、現地の人と一緒に遊ぶのが一番かと思います。いくらファミリーが英語のみを話す人たちと言えど、結局は自分次第です。話す機会がなければそれなりですし、日本語を話さなければならない家庭でも自分から英語環境を作るようにしていくことはできます。
本当に自分次第で何とでもなります。
日本人の子とは悩みやグチを言いあったりできて、本当にいろいろと助けてもらったので日本人の友達も必要だとは思います。
Q14 アメリカ人一般については、どんな印象を持ちましたか?
移民がたくさんいるということもあって、他人に寛容なのかなと思いました。
細かいことをいちいち気にしません。それがとてもいいなぁと思いました。日本人は「それどうでもよくないか?」と思うことまで気にするような気がするので、見ていて気持ちがよかったです。実際わたしがそこの部分を、日本人めんどくさいなあと思っていたのもあるかもしれません(笑)
グロッサリーの店員さんともすぐに友達になれちゃうくらいみんなフレンドリー!
Q15 アメリカという国について、どんな印象を持ちましたか?
とにかく大きい!!場所によって様々なアメリカを感じることができました。人、食べ物、ファッション、気候、自然など同じ国なのに場所によって全く違っているのが面白かったです。
Q16 アメリカ生活を終えて、日本に対する見方は変わりましたか?
とても変わりました。ご飯のおいしさNo.1は日本以外ないと思っています(笑)また、おもてなし精神も素晴らしいと思います。自分が日本のことをあまり知らないということにも気づかされました。いろいろな面で世界観が変わったと思います。
Q17 アメリカでまた暮らしたいと思いますか?
とても思います。日本にはもう住みたくないかもしれません(笑)
Q18 アメリカでオペアとして過ごして、成長した部分は何だと思いますか?
「人間力」。これに尽きます。
海外で2年生活するということは簡単なことではありません。ですが、来た以上生きていかなければなりません。
ファミリーとの関係の築き方から始まり、レストランでの英語での注文、見知らぬ土地での運転、予期していない多くのトラブル etc… 全て自分でこなしていく必要があります。それを重ねていくごとにどんどん強くなっていったのは間違いありません。
小さなことでくよくよすることも少なくなり、どうでもいいやと思えるようになりました!2年海外で生活した、やり切ったという自信もつきました!今ならどこへでも、もう1人で行けると思います!
Q19 オペアプログラムに参加して良かったと思いますか?
2000%思います!後悔は全くありません!逆に参加していない自分を考えるほうが恐ろしいです。
Q20 これからオペアを目指す人たちに何かアドバイスはありますか?
2年海外で生活するということは簡単なことではありません。
海外生活に慣れるということから始まり、食事も違えば人間関係もいろいろです。それでも、友達やファミリーが必ず助けてくれます。少しでも興味があるなら絶対に参加をおすすめします。でなきゃきっと後悔しますよ。やった後悔よりやらなかった後悔のが大きい。トランプさんがオペアvisaについてごにょごにょ言っているのでその前に!
英語力はあったに越したことはありません。オペアライフが楽しくなること間違いなしです。保育力もそうですが、それよりも人間力が必要かと思います。わたしは人間力全くなかったですが、滞在中に鍛えられて行くので大丈夫!(笑)
オペアの生活はファミリーによって決まります。本当に大きく左右されます。
なので、ファミリー決めは慎重にすることをおすすめします。
わたしは3件の家に行きましたが、渡米後にリマッチになると精神的にもきつい部分があります。インタビューで気になることは「全て」聞いてください。聞く側は、こんなことまでいいかしら?と思いますが、聞かれる側は大して気にしていません。ちょっとくらい図々しくたって全然大丈夫!言ったもの、聞いたもの勝ちです(笑)
結局は全て、なんとかなります!!大丈夫!素敵なオペアライフになりますように!!
Q21 よろしければ、今後の予定や目標をお聞かせください。
5月中旬に帰国したばかりですが、7月下旬に今度は学生として渡米します!もうすぐアラサーですが、人生好きなことして後悔なく生きたいですね!!
オペアAIJからのメッセージ
アイさんへ
まずは2年間のオペアプログラム、お疲れ様でした!
そしてとても生き生きとしたレポート、ありがとうございます!
どの写真もとても楽しそうで、見てるだけでもワクワクしますね。
渡米前は、しっかり者だけどちょっとおとなしめの印象があったアイさん。渡米後もリマッチなどで何度かご連絡をいただくことがありましたが、そのたびに少しずつたくましくなってきたような気がします。
山火事のときは、本当に大変でしたね。日本で大きく報道されたのは数日間でしたが、現地では2週間も煙の影響が続いていると聞いて驚きました。でもアイさんもホストファミリーも無事で本当に良かったです。
夏からは学生として再びアメリカに戻るアイさん。これからもさらにいろんなことを吸収して、目いっぱい楽しんでくださいね!
AIJはこれからもアイさんを応援しています!