AIJオペア288号 ミクさん編

大学在学中からじっくり時間をかけて準備し、卒業してすぐに渡米を実現したミクさん。たくさん学んで楽しんだオペア生活についてお聞きしました。

ミクさんデータ

埼玉県出身
渡米時年齢:22
プログラム参加期間:2022年4月から2年間
滞在先:1件目ミシガン州、2件目カリフォルニア州
ホストファミリー構成:
ミシガン:台湾系アメリカ人の両親、10歳、12歳、15歳の女の子
カリフォルニア:メキシコ人パパ、アメリカ人ママ、6歳の男の子、9歳の女の子

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Q1 日本に帰国されてズバリ今のお気持ちは?

2年もアメリカに住んでいたのが、なんだか信じられない気持ちです。

Q2 オペア生活を振り返って、「楽しかった」「辛かった」どちらの比重が大きいですか?

楽しかった!

Q3 ホストファミリーとはいい関係が築けましたか?

築けました。

Q4 一番楽しかった思い出は?

ニューヨーク一人旅!Facebookで出会った、会ったこともない日本人家族のお宅に泊まらせてもらって、観劇三昧の日々を過ごしたこと。あとは、アラスカでオーロラを見たこと、1人で4日かけて電車でアメリカ大陸を横断したこと。思い出、ひとつには絞れません!笑

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Q5 一番辛かった思い出は?

アメリカの夏休みは長いし毎日キャンプや予定がある訳ではないので、次第に遊びにも飽きてしまって、暇で暇で、おまけに毎食料理をしなければならず、夏休み早く終われ〜って思ってました。世の中のお母さんたちの大変さがよく分かりました(笑)

Q6 子供の世話をするにあたって、一番大変だったことは何ですか?

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小学生は赤ちゃんと違って、信頼関係をきちんと築いていかなければ(しかも英語で)言うことを聞いてくれないことが大変でした。あと1件目のファミリーは、英語で育っている子どもたち相手に日本語学校の宿題の面倒を見なければならず、かなり苦労しました。

Q7 子供たちとの会話はすべて英語でしたか?

英語でした。

Q8 子供たちは言うことをよく聞いてくれましたか?

はい、聞き分けのいい素敵な子たちでした(最初は大変だったけど)。

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Q9 問題があったときにホストファミリーは助けてくれましたか?

ある程度は助けてくれたけど、自力で何とかすることの方が多かったです。おかげでかなりたくましくなりました(笑)。

Q10 近くにオペア仲間はいましたか?

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日本人はいなかったです。通っていた学校にはメキシコ人やブラジル人オペアが多くいました。

Q11 ADとのマンスリーミーティングではどんなことをしましたか?

ハイキング、ビリヤード、ファーマーズマーケット散策、季節のイベントなど、ADが工夫してお金のかからないアクティビティを考えてくれていました。

Q12 APIのオペアトリップには参加しましたか?

シカゴトリップに参加しました。出身も住んでる場所も違う8人の女の子たちと毎日キャーキャー笑いまくって、楽しかった!

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Q13 渡米前と比べて、英語は上達したと思いますか?

はい。

Q14 アメリカ人一般については、どんな印象を持ちましたか?

合理的なのに、おおざっぱで、テキトー 自由の国と言われるけれど、個人的には思っていたよりは窮屈に感じて、アメリカ人も大変なんだなと思いました。

Q15 アメリカという国について、どんな印象を持ちましたか?

アメリカとは、と一言では語れないほど、ひろーい国。州によって雰囲気が全然違いました。

Q16 アメリカ生活を終えて、日本に対する見方は変わりましたか?

変わりました。日本の文化が思ったよりもアメリカに受け入れられていることを知って、日本人であることを誇りに思えるようになりました。

Q17 アメリカでまた暮らしたいと思いますか?

機会があればぜひ暮らしたいです。

Q18 アメリカでオペアとして過ごして、成長した部分は何だと思いますか?

困った時には周囲の人を頼れるようになったこと、そしてコミュニケーション能力です。言語としてのコミュニケーション力はもちろん上がったと思いますが、まずは自分の意思を大切にすること、その上で、他人を受け入れて尊重することを意識して行動するようになりました。あとは納豆を作れるようになりました(笑)

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Q19 オペアプログラムに参加して良かったと思いますか?

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はい!世界じゅうに素敵な友人と帰る場所ができました。

Q20 これからオペアを目指す人たちに何かアドバイスはありますか?

目標を持って、常に自分の力で楽しもうとすること。周りと比べない、そして(あくまでポジティブな意味で)あまり期待をしないこと。

Q21 よろしければ、今後の予定や目標をお聞かせください。

希望していた演劇関係の仕事をすることになりました。 英語力の維持とさらなる向上にも、意識的に取り組んでいきたいです。

オペアAIJからのメッセージ

コロナ禍のロックダウンが空けて、ようやくアメリカに日常生活が戻ってきた頃、大学卒業と同時に渡米できて本当にラッキーでした。
最初のファミリーとすぐリマッチしたので、若干ドキドキしましたが(笑)無事にリマッチ先も決まり、その後は順調に2年弱を過ごすことができましたね。渡米中、オペアの仕事、学校、観劇、旅行と充実した毎日の中で、英語もただしゃべるだけでなく資格試験の勉強もしっかりしていて、感心しました。
帰国後は学生時代から希望していた仕事に採用されましたが、やはりアメリカで培ってきたコミュニケーション能力や探究力、サバイバル力が役に立ったのかなと思います。新しい道でのご活躍を応援しています!