AIJオペア293号 リナさん編
2年間のオペア生活を終え、7月に帰国したリナさん。プログラム期間中には、1年目と2年目にそれぞれ別のファミリーからAu Pair of the Yearにノミネートされるという快挙も!ホストファミリーとのコミュニケーションの秘訣などもあわせて伺いました。
リナさんデータ
大分県出身
渡米時年齢:22
プログラム参加期間:2022年6月から2年間
滞在先:1年目オハイオ州、2年目カリフォルニア州
ホストファミリー構成:
1年目:3歳(女)4歳(男)7歳(男)
2年目:3歳(女)6ヶ月(男)
Q1 日本に帰国されてズバリ今のお気持ちは?
暑い。
Q2 オペア生活を振り返って、「楽しかった」「辛かった」どちらの比重が大きいですか?
楽しかった最高。
Q3 ホストファミリーとはいい関係が築けましたか?
とても!今後も彼らとは家族の一メンバーです。
Q4 一番楽しかった思い出は?
選べない!沢山の旅行。
Q5 一番辛かった思い出は?
子供に噛まれた。
Q6 子供の世話をするにあたって、一番大変だったことは何ですか?
同時に3人の子を見てる時。子供の感情が爆発して収拾がつかなくなった時。
Q7 子供たちとの会話はすべて英語でしたか?
一年目は日本語、二年目は英語。
Q8 子供たちは言うことをよく聞いてくれましたか?
全て聞いてくれる訳ではないが、上手い具合にやり合ってた。
Q9 問題があったときにホストファミリーは助けてくれましたか?
とても。
Q10 元々の職業はプロの保育者ではありませんでしたが、子供たちとかかわる上で心掛けていたことや工夫していたことなどはありますか?
一番は子供の気持ちになって考えることです。同じ立場になって考えてみることで、より子供達の事を理解し共感する事が出来ると思っていました。何かやり遂げなければいけない時は、子供達にそれをさせるのではなく、一緒に頑張ろうと協力しました。
遊びの面では、季節でできる遊びや年齢に合わせた遊び方をネットで調べて、常に新しい事にチャレンジしたりしていました。
Q11 仕事が終わってからもホストファミリーと一緒の時間を長く過ごすには、ファミリーとの相性も重要だと思いますが、マッチングの際に心掛けていたことなどはありますか?
私はファミリーの1人として迎え入れて欲しかったので、インタビューをした際に気になったファミリーには「ファミリーとして迎え入れてくれますか?」と聞いていました。他には休みの日の過ごし方や、何をする事が好きなのかも聞いていました。
実際にファミリーと過ごす中では、私も心をオープンにし何でも話していました。お休みの時にあった出来事や、悩み事がある時は相談に乗ってもらったりもしました。仕事時間でない時もファミリーと過ごす事は好きでしたし、ペアレントが忙しそうな時は仕事としてではなく、ファミリーの1人として手助けをしていました。そうする事で気持ちよく過ごす事が出来ましたし、何かあればいつでも助けてくれるとても優しいファミリーでした。オペアの時だけではなく、プログラムが終わった後でも連絡を取り合っています。本当の家族ではないですが、私達は互いにファミリーの1人だと実感しています!
Q12 ホストペアレンツとのコミュニケーションで心掛けていたことや、工夫していたことはありましたか?
「ありがとう」を常に伝える事です。小さい事や、私達の仕事には含まれない家事をしてくれていること、ご飯を作ってくれること、全て当たり前に捉えるのではなく常に感謝の気持ちを忘れないこと。大事なのは思う事だけでなく毎回伝える事だと思い何度でも伝えていました。あとは笑顔です!
Q13 ストレスを感じるときはありましたか?また、そのときはどのように対処していましたか?ストレス予防としてやっていたことなどもあれば教えてください。
多くのストレスを感じる事はなかったですが、気分転換にお休みの時間はカフェに行ってゆっくり過ごしたりしました。何よりも、旅行に行く事が好きだったのでその度リフレッシュできていたのかもしれません。
Q14 英語を習得するために、実践していた勉強法を教えてください。
友達作りを頑張りました!まっっったく英語が話せなかったですし、理解もできず、もはや呪文を聞いているようでしかなかったですが、、、初めの頃はお休みの日にフェスティバルや色んな所に行き(勿論1人で)勇気を出して話しかけていました!誘いは断らず、英語に慣れることから始めました。聞き取れない単語や分からなかった時は、その都度理解できるまで聞くようにしていました。(初めの頃は分かったフリ笑)
Q15 近くにオペア仲間はいましたか?
1年目は私のみ。2年目は沢山いた。
Q16 ADとのマンスリーミーティングではどんなことをしましたか?
食事をしながら会話。
Q17 APIのオペアトリップには参加しましたか?
グランドキャニオンに2回参加しました。
Q18 渡米前と比べて、英語は上達したと思いますか?
非常に。
Q19 アメリカ人一般については、どんな印象を持ちましたか?
フレンドリーで優しい。
Q20 アメリカという国について、どんな印象を持ちましたか?
自由で自分の軸をしっかりもっている人が多いイメージ。
Q21 アメリカ生活を終えて、日本に対する見方は変わりましたか?
若干、、、?
Q22 アメリカでまた暮らしたいと思いますか?
非常に。
Q23 アメリカでオペアとして過ごして、成長した部分は何だと思いますか?
臨機応変に対応できるようになった。全てにおいての視野がひろがった。
Q24 オペアプログラムに参加して良かったと思いますか?
非常に。
Q25 これからオペアを目指す人たちに何かアドバイスはありますか?
迷っているなら試す価値あり。
Q26 よろしければ、今後の予定や目標をお聞かせください。
もっと英語力をつけ、将来的にはアメリカでビジネスを成功させたい。
オペアAIJからのメッセージ
リナさん、おかえりなさい!2年間お疲れ様でした。
渡米前は、歴代の記録を更新する勢いで(笑)苦手な英語でしたが、渡米後は自らいろんな場に足を運んで英会話力を鍛えていったとのこと。文法の知識や語彙力など机の上での勉強ももちろん不可欠ですが、積極的に人とかかわってアウトプットの場を増やしていく人は伸びるのが速いと感じます。
ホストファミリーとのかかわりでも、その積極的な姿勢がファミリーとの信頼関係を築くのに役立ったようですね。よその国でよその家族と一緒に住み、しかもその家の子どもの生活と安全を任されるオペアって大変な仕事だよなあ、と常々思っているのですが、それはたぶんファミリー側にとっても同じこと。大事な子どもを安心して預けるためには、そのオペアがどんな人で、どんなことを考えているのか、親は知りたいはずです。自分をオープンにして気持ちを言葉にし、小さなことにも感謝の気持ちを表すことを怠らず、日頃の手助けを惜しまないリナさんの姿勢が、2度のAu Pair of the Yearノミネートという評価につながったと思います。私たちスタッフも、文化交流プログラムであるオペアプログラムの本来のかたちを、あらためて思い出させてもらったような気がします。
将来の目標も、でっかいですね!英語力にさらに磨きをかけて、ぜひ実現してください。AIJスタッフ一同、応援しています!